サワディーピーマイカップ!(タイ語で新年明けましておめでとうございます。)
今年もよろしくお願い致します。
2020年はCOVID-19で振り回された年でしたね。
そして感染拡大が止まらないまま2021年を迎えてしまいました。
世界中で猛威を振るっていて日本でも緊急事態宣言が発令されるなどまだしばらく収まる気配がありませんね。
こちらタイは2020年6月に第一波を押さえ込んでから長らく国内感染をほぼ出さずにやって来れました。
国外からの移動は制限されましたが、タイ国内での旅行は問題ないということでタイ在住の日本人ダイバーさん達と潜っておりました。
お仕事でタイに駐在している方達なので、来てもらえるのは週末や連休だけでしたが、それでもこんなご時世にダイビングの仕事が出来ることが有難い事ですね。
そして年末年始にはThe Junk号という帆船をチャーターした年越しクルーズも満員御礼のなか無事に終えることが出来ました。
本来なら世界中から人が集まる時期なのですが、コロナの影響で何処もかもがら空きでダイブサイトもビーチも貸し切り状態でした。
海のコンディションは最高で、体幅が5m近くもあるマンタ(オニイトマキエイ)も出現し、ずーっと僕たちと一緒に泳いでくれましたよ!
僕はガイドに専念していたため、このトリップでの自分の水中写真は無いのですが、担当したゲストが撮って下さった写真でお気に入りを一枚ご紹介させて下さい!
『おねむのアカモンガラ&スカテンギャラクシー』
サンセットダイブのラッシュアワー。
日中元気に泳ぎ回っていたアカモンガラが寝床に入る前で、昼間は岩陰で大人しくしていたスカシテンジクダイが夜の海に広がって行くという、この時間帯でしか見れない撮れないシーンです。
晴天の下、帆を張って走る姿は最高に格好良く、海中のコンディションにも恵まれて本当に楽しい素晴らしいトリップでした。
しかし、そんなタイでも国内感染が広がり始めてきて、年が明けて1月4日にタイ政府より感染の出ている特別警戒ゾーンに指定された都県では、県をまたぐ移動が制限されるなど、新たな感染対策処置が発令されました。
それによりタイ国内のゲストに海に潜りに来てもらうことも難しい状況となってしまいました。
タイは早い段階で政府による強制力を持つ厳しい規制を敷き、みんなで徹底して守る事で第一波を抑えこむ事に成功しました。
今回の第二波でも上手く抑え込むことが出来る事を祈りつつ、僕たちもしっかりルールを守って1日も早い終息に協力したいと思います。
とは言え、僕たちのいる場所では感染は出ていませんので自由に海に潜ることは出来ています。
お天気も良く、人の少ない海はめちゃくちゃ綺麗です。
こんな時は開き直ってスタッフや同業の友人ダイバー達と調査ダイブや撮影ダイブをしてコロナ明けに備えておきます。
そうそう、とあるビーチを調査している時、シシマイギンポを見つけたのですよ!
それが冒頭の写真です。
今までシミラン諸島などでたくさん見ていましたが、本土沿いのビーチポイントでは初めて見つけました。
ここは他にも可愛いスズメダイの幼魚やハゼ系もいろいろいるので、マクロ好きの人はゆっくり楽しめますよ。
アンダマン海側のローランドダムゼルの幼魚は黄色が濃くて綺麗です!
体長1cmくらいの可愛いサイズの子がいっぱいますよ〜♪
興味のある人は・・・
というか、この時期に来れる人は・・・
って言わなければならないですね・・・(^ ^;
是非リクエストいただければ、じっくりゆっくりガイドさせていただきますよ〜
ではでは、明日14日は西伊豆平沢の八木さん、和歌山たなべの李くんが担当します。
日本も大変な時期ですが、どうか気をつけてコロナを乗り越えてくださいね!