大瀬崎通信2022 文月(7月) 暑中お見舞い申し上げます

大瀬崎通信2022 文月(7月) 暑中お見舞い申し上げます

大瀬崎より、赤堀です。

あっという間に梅雨明けし、日中は30℃を超える真夏日が続いています。

まだ7月中旬が始まったばかりですが、8月は何度になっちゃうんだろう・・・と

今から戦々恐々としています。

海中は、海が比較的穏やかな日々が続いているためか、水温差が大きくなっています。

上は24~25℃と高めですが、水深20m付近からガクッと下がって18~19℃台。

その分、透明度は抜群に綺麗なのですが、あまり長い時間居られません。寒いですから苦笑

必然的に暖かい水域にいることが多くなるのですが、エキジット間際の水面下に流れ藻が

漂っていたのですが、その隙間を数匹のトビウオの幼魚が泳いでいました。

ツクシトビウオの幼魚かな、と思っていますが真偽はちょっと分かりません。

動きが速く慎重に寄っていかないと、スーっと逃げてしまいます。

その近くには青いクラゲの仲間がプカプカと漂っていて、近づいてみると・・・。

カツオノエボシでした。駿河湾ではあまり見かけないクラゲで、私もかなり久しぶりでした。

ご存知のように強い毒をもっていますので、要注意ですね。

来週以降は夏の海水浴シーズンが続き、多くの海水浴客で賑わう大瀬崎ですが、

生態系中心に、海中も賑やかになるでしょう。