「インドネシア報告・アンボン編」

「インドネシア報告・アンボン編」

みなさんご無沙汰いたしております。 

2ヶ月ぶりの更新となってしまいました、すみません。。。 

さて、新型コロナウィルス感染拡大の影響で自粛生活を余儀なくされている事と思いますが、お元気でしょうか?

 ウチんとこは緊急事態宣言指定地域なもんで現在休業とさせていただいておりますが、兎にも角にも一日も早く事態が収束するよう、皆んなで頑張って耐え忍びましょう! 

という事で、この期に取材を兼ねた仕事で訪れたインドネシアで出会った魚たちをご紹介させていただきます。。。 

 

まずは今回一番長く滞在した「アンボン島」から。 

 様々な生物の学名に「amboinensis」というのが良く見られますが、これはその種が新種として記載された場合に基準となった標本が採取された場所が「アンボン島」であったということを示しています。 

 そんなアンボン島で良く見られる種で、他の地域では比較的“稀種”ですが、ここアンボン島では普通種として扱われているのが「ボロカサゴ」です。 

ちなみにブリーフィングで「リノピアス(Rhinopias)」と言われたら、それはボロカサゴの事です。

 アンボン島でのダイビング初日の1本目、エントリーしてなだらかな斜面を下った先で一番最初に指差されたのがこの個体。思わず「いきなりかよっ!?やるなアンボン…」と驚いたのでした。

この紫の個体は比較的大きめの個体で、60㎜マクロレンズにはサイズ的に少々厳しかったので真正面から。

なもんで、コンデジに持ち替えてもう一枚。サイズ的にも、ある程度近寄れるタイプですので、コンデジで撮影するのに非常に適した被写体かもしれませんね。

 そしてもう一枚、こちらは別種の「ホウセキカサゴ」です。アンボン島ではボロカサゴほど多くは見られないようですが、この個体は上記の紫の個体の近くにおり、まるでペアを形成しているかのように佇んでおりました。 

分類学上は別種ですが、我々が思っている以上にボロカサゴとは近しい種なのかもしれませんね。 

 

という事で今回はここまで。 

まだしばらくはインドネシア報告になると思いますが宜しくです。。。 

明日はタイからタケシ君の報告です、お楽しみに。 

タケシ君、こんな状況だと海外に居ると色んな意味で大変だと思うけど、とにかく体に気を付けて頑張ってね! 

でわでわ。

五十嵐“Garuda”一規 
DIVING SERVICE TARKUS 
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