スケルトンな生活

スケルトンな生活

8月に入り水温も例年になく急上昇中!!

アフターダイブに水道水を直浴びして、幸せを感じるこの頃です。

今月のネタは暑い日差しを避けて、暗闇でスケルトンな生活を送る魚のお話しです。

まずはこちらの画像をご覧下さい。

 

 

骨から内臓までもが透け透け、全てをさらけ出す潔さ。

果たして自分にこんな生き方ができるのだろうか・・・

しかも、この時期は口内保育を観察できます。

 

 

でも、このお父さん何か違和感が・・・

お腹までオレンジ色にパンパンに膨らんでいる?!

これはもしかして、カニバリズムか。

 

ちなみに、こちらは雌の抱卵している状態。

お腹が割れて、オレンジ色の卵が見えます。

 

 

テンジクダイの仲間は口内保育をするのですが、

お父さんは絶食が続くと死んでしまいます。

そこで、定期的に咥えた卵を食するという行動。

体が透け透けなので、全ての行動がバレバレな衝撃。

そして、一週間ほどで発眼したギラギラ卵も観察できます。

 

 

しかし、もう一つ腑に落ちない事が。

最終ステージの銀色卵になると、なぜか口腔内がスマートになっていく。

オレンジ色のお口パンパンは沢山居るのですが、

銀色のパンパンは不思議と見つかりません。

もしかして、少しずつ卵を食べているのか!?

 

それでは、スケルトンな生き方を目指す伊藤が、皆様のお越しをお待ちしております。