本年も奥駿河湾を潜り倒します!

本年も奥駿河湾を潜り倒します!

こん○○は。
ふらら日和八木です。
本年もどうぞよろしくお願い致します!
昨年同様に、奥駿河湾に位置する静浦・平沢の海をホームにガイドさせて頂きます。

まずは伊豆半島西側の付け根に位置する「静浦」
まさに駿河湾の奥に位置します。
狩野川につながる放水路もあり、河口域の要素も踏まえたとても特異質な海です。
透視度も常時良くはないので、そんな海を選んで暮らす生き物が生息しています。裏を返すと普通の海では見られない生物が見られる海とも言えるでしょう。

そんな環境を代表するご当地生物「ウチウラタコアシサンゴ」

大きなポリプを持つ単体性の陰日性サンゴで、触手が柔らかく大きいのでイソギンチャクに似ていますが硬い骨格を持つハードコーラルになります。
そもそも濁って光が届きにくい海なので、明るい海の好日性サンゴのように褐虫藻が光合成しエネルギーを得る手法ではなく、褐虫藻を共生せず、餌を食べるてエネルギーに変えるサンゴなんです。同様にたくさんいるキサンゴもその仲間。

与えられた環境の中で工夫して生きている感じが面白いですね!
ぜひそんな意識で潜っていただける、「静浦」の海の魅力が感じられると思います。

そして、西伊豆なのに北向きに位置する「平沢」
真ん前に富士山が聳え立つので、正面から風が入らないので、年間通してクローズのない最強ビーチ。笑
地形は遠浅で広大な砂地で形成されています。

写真のように、砂質も多種多様で、いろんな生物がひしめきながら生活しています。
写真右は、2008年だったかな?新種認定されたニゲミズチンアナゴ、左はクサハゼ。
ハゼも砂泥底を好むハゼ多数、名前のないSPも多数、ネジリンボウやミジンベニはぜなどの人気種もいます。
そしてこの時期には、アンコウなど深場の生物も出現したりして楽しませてくれます。

最後は、今やスーパーポイントになった「淡島」
平沢からボートで10分くらいに位置する、溶岩噴火でできたと言われる淡島の手前にある、淡島「根の端」(ねのはな)というポイント。

ここの代名詞は、白いもふもふオオミナベトサカの群落や人サイズの通称おばけトサカ。
手付かずな原始の海的な海中環境で、潜る人を魅了します。
サクラダイやアカオビハナダイも比較的浅いところで見られるのもこのポイントならでは。
昨年はマンボウ3匹も登場!したことも。

写真は、今年の特徴、アカオビハナダイの驚異的な増加!
ガイド会仲間や、知人ガイドさんに聞いても全国的な現象らしいです。すごい繁殖力なんですね。
肝心のオオミナベトサカも覆われて見えない状態。。。

と、3エリアともそれぞれの特徴あり、さらに季節で顔色も変わり、一年通して飽きない海、奥駿河湾の海を、ぜひ皆様と共感出来たら幸いです。

ぜひともお気軽に遊びにいらしてくださいね〜♪

奥駿河湾「静浦」「平沢」「淡島」を潜るなら・・・
DivingShopふらら日和

ご連絡お待ちしております〜!