ご心配をおかけしておりましたクラブハウス、
ようやく屋根の修理が始まりました。
ご支援頂きました方々、本当にありがとうございました。
早くも10月に入り、今年も残すところ3ヶ月となりました。
海は未だ高水温が続いていて27℃を保っています。
その影響で尾鷲では絶対に見られなかった、撮れなかった景色が。
数年前までは沖縄や串本で話題になっていた白化イソギンチャク。
いたるところで白く悲しく輝いています。
また、今年はビギナー様のご利用が多く、こんな記念写真のリクエストがありました。
初心に戻ってご利用者様の気持ちを汲んでいかないとです。
次に銚子川の情報です。
今年は川の水温も高くて、未だ23℃もあります。
例年だと終わっているはずのヌマチチブの卵保護が観察できています。
そして白石湖の牡蠣棚はタコクラゲが沸いてます。
こちらの水温はなんと29℃という超高水温。
牡蠣棚の撮影、10月の初旬で終わります。
いよいよラストチャンスとなるのでお急ぎくださいませ。
最後にセミナー会のご案内です。
水中写真家の堀口和重氏と、デザイナーの田端重彦氏を招いてのスペシャルセミナーです。
このセミナーを企画することになった経緯が興味深く、
堀口さん自身から現像のプロから習ってみたいというお話を頂いた事が始まりでした。
堀口さんがゲストさんから現像セミナーの依頼があるけど、自己流なのでプロの現像師から勉強したいと。
そこで、月刊ダイバーでご活躍されていた田端さんをご紹介させて頂きました。
田端さんと3人で話していたら盛り上がって、ゲストさんも一緒に勉強して貰ったら面白いよね。
なんなら、いろんなプロの写真家も誘ったりしたら。
そこで水中は堀口さん、陸の現像は田端さんのダブルセミナーとなりました。
そして、3人で話題になったのが、プリントを前提とした現像が疎かになってきている昨今。
今はSNS止まりの現像が普通化してしまっている。
フィルム時代からダイビング雑誌の出版現場を見てきて、
またプロの写真家さん達にアドバイスをしてきた田端さんだからこそ知るノウハウを伝えて頂きたい。
ということで、参加者の皆さんが撮影した画像を田端氏に現像実演をしてもらいます。
また、堀口氏と田端氏から構図などの考察もあります。
最後に二種類の印刷用紙でプリントして、紙質の違いも体験して頂く予定です。
多分、業界初の試みとなります。11月と12月の二回開催予定で、12月は未だ空いています。
ぜひ、お申し込みをお待ちしております。