18日は北海道函館海情報です。
毎年恒例が嬉しいほど変化が著しい海の中ですが今年も可愛いのがお目見えです。
ここ函館は昆布の出荷量が実は日本一の海藻類の豊富な海です。
なので生まれでたチビたちの多くはこうした海藻類の上に多く見つかります。
この海藻はスジメと言って長さ2mほどにも成長する褐藻類です。
表面に凹凸があるので隠れやすさも抜群なのでしょうね!
この緑の海藻はフイールドで最もポピュラーなアオサの仲間です。
透明感が高く「春」って感じを目一杯感じさせてくれる仕上がりになります。
この海藻は名称不明^ ^;です。
海藻の先端が白っぽく胞子を出していることがわかります。
フラメンコダンサーのスカートみたいにヒラヒラしていました。
これはアカバ系の海藻ですがほぼ胞子を出し切って海中に溶け出し始めていました。
そんな様子は透明感もあり美しかったですね!
そしてイチオシのアナダルス!
この穴を通って表に行ったり裏に出たりとちょろちょろ動きながら餌を食べていました。
そいうなんです、なんで海藻の上にいるかって?
それは隠れ家としてだけではなく餌場になっているからです。
ココナでの写真ではわかりにくいですがこの写真ではどうですか?
海藻の表面に粒々した物体が見えると思いますがこれは動物プランクトンです。
肉眼ではなかなか認識するのは難しいと思いますがこれだけ豊富な餌生物があるので海藻の上にいるのですね。
環境が生き物を育てているのを実感できる良い季節です!