海中でノープランでフラフラしていても何か起きる!!
そんな季節の鹿児島の海より松田がお届けします。
この5月は、いや5月からは棘皮動物の生態もテーマにあげてご案内と情報収集をば!
もちろんリクエストはないので(笑)半強制で棘皮動物ハラスメント。
ラッパウニの放精を貪るように食べるイトヒキベラの雌達。
放出された側から広がる前に食べ尽くす。
このシーンは6〜7月も頻繁にご案内しております。
ブンブクの放精。
これは、昨年から絶対人気は出ない!と確信しつつも(笑)データ収集が止まらない〜
来年も予想日がバッチリたっておりますので、沢山のリクエストお待ちしております。
棘皮動物が産卵する潮の時は、大抵の場合バテイラの産卵も!!
棘皮動物もそうですが、貝類も僕が観察する時の殆どの場合放精から行われ、その後に放卵を目にすることが多い気がします。
精子で海水を満たし、それから放卵することで効率が彼らにとって良いのでしょう。
魚類も多くの種が色めき立っております。
南さつまエリアは、亜熱帯種の侵略が著しく・・・・・・
そうであるならば、この過渡期にある場所でどのようにそれらの種が反映していくのかも記録しておきたいのです〜。
写真はカマスベラの産卵前の様子です。(手前が雌、奥の跡を追う個体が雄です)
今年はミジンベニハゼの個体数がまだ少なく、3〜4ペア程ですが。
安定した産卵とハッチアウトをご案内中です。
興味がある方は、6月後半以降は早朝ではなくサンセットでのご案内となるかと思いますのでお問い合わせください。
早朝は変わらずトラギス達の熱いシーンが続いておりますよぉ〜。
どのシーンを見ても、いつもいるいたって普通の種ですが・・・・・・
だからこそ、大切にして欲しいと思います。
鹿児島県鹿児島市下福元町7641
ダイビングショップSB