ケラマより -184- 台風?

ケラマより -184- 台風?

慶良間諸島・渡嘉敷島より番です。

シルバーウィークと言うやつなんでしょうけど
あんまり発達しない台風・熱帯低気圧・熱帯低気圧モドキの影響で
海上はやや時化な日々が続いています。
台風なの?って感じのもありました(笑)
そんな影響もあってか水温は28℃で例年と変わらない感じになっています。
ケラマ海域は高水温によるサンゴの白化は落ち着きを見せています。

浅瀬(潮間帯)のサンゴはだいぶ死んでしまいましたが
ダイビングポイントのサンゴは頑張ってるのが多いと思います。

死んでしまったサンゴを産卵床にするデバスズメダイ

生きているサンゴの上を産卵床にすることは無いです。
メリットがあるのかはわかりませんが
ちゃんと利用しているのがすごいですね。
サンゴが大切なのは百も承知ですが
無くなった場所にはその環境を好む生物も来るし
それを食べる生物や利用する生物も来ます。
全て繋がっているのを感じます。

高水温の期間が長かったので魚の成長にも注目
タテジマキンチャクダイyg.

太平洋型・インド洋型と言われていますが、
背ビレ後端が伸長する・しないです。
これは成育期の水温の影響が大きいので
2016年の高水温の後にも背ビレ後端が伸長しないタイプが増えましたので
今後は背ビレ後端が伸長しないタイプが増えるか見ています。

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