こんにちは。
奄美大島ダイビングショップネバーランドより、ふるたがお届けします。
今日は、近頃絶好調なスミレナガハナダイの産卵についてピックアップ。
みなさんご存じ?スミレナガハナダイ。
この個体、これでも立派なオスなんです。奄美北部の湾内に、もうかれこれ15年間居着いてるこの個体。
【トシ君】と呼び親しんでいるこの個体は、立派にハーレムを形成しています。
ほかにライバル雄はいません。ライバルオスが居ないからか、体の体色はかなりメスに近いです。
格好良くなくても、環境を整えれば、モテ男になれるという事をトシ君はいつも教えてくれます。
トシ君、メスを産卵に誘う時は、分かりやすく婚姻色を出してきます。
腹鰭が紅く染まるのでわかりやすい。
この状態になったトシ君はメスに求愛を始め・・・
しっかりエスコート!
放精・・・
放卵・・・
放精放卵・・・って
ちょっと待ってトシ君とトシ君の彼女・・・
卵、出てる?出てなくない?
ハナダイの産卵って肉眼で見てても卵が分かるもんなのに
あなたたち出てないように見えるんだが・・・!?
それでも立派に行動は行うので、きっと自分の目に見えないくらいの量の放精放卵が行われていると信じて
今日もトシ君を追いかける38歳、奄美大島よりふるたがお届けしました。
ばいばい~