こんにちは。
沖縄本島本部町よりフィールダイブの宮原です。
11月も中旬になり沖縄本島は気温24℃、水温26℃といよいよ寒さを感じる季節になってきたので、
スーツはロクハンか5㎜+フードベストが快適なシーズンになってきました。
夏に白化してしまったサンゴ達の多くは茶色い藻に覆われ、
最近ではもう真っ黒くなって元の姿が分からなければただの岩場のようにしか見えない景色が多くなってます。
大量のサンゴが死んでしまった後は住処にしていたスズメダイにヤリカタギやテングカワハギなど、
サンゴが必要な魚の数が一気に減ってきたように感じます。
夏頃に多くの人が予想していた光景が現実になってしまいましたね…
こうなると上を向いて泳いでると悲しい景色しか目に入ってこないので、
そんな時はマクロだ!って下向いてウミウシを探したりするんですけどビックリするくらい全く見つけられない。
沖縄本島では定番種のコールマンウミウシ、ミゾレウミウシ、シライトウミウシですら1日潜って1匹も見ない日があったりするので、
サンゴ礁と同様にウミウシ達も夏の高水温にやられてしまい一気に数が減っちゃったんでしょうね~
こんな状況なので今年の沖縄の冬はお寒い事になってしまうかも知れませんが、
変化する事は悪い事ばかりではなく良い事もきっとあるはずなので、
期待を胸に冬もいっぱい潜りましょう!
沖縄本島の1~2月は平均気温15℃、水温23℃ですが数字よりも体感温度は低く感じますので、
沖縄だからと油断しないで暖かい装備で潜りに来て下さいね。