越冬しちゃったやつと普通種

越冬しちゃったやつと普通種

皆さん、こんばんは!
GruntSculpin 佐藤長明です。

さて、今年も残すところって感じでガイド会ブログも今年最後のUPとなります。

先日、僕の故郷でもある南三陸(宮城県)に番組ロケで行ってきました。
年間の下げ止まりの水温は13度台と震災前と比較すると7度も高い状態です。

そのおかげで越冬できなかった生き物たちが続々越冬しデカくなっていました。

漁師は伊勢海老漁までは始めていました。

笑えない状況です…

そんな訳で函館でも今までいなかった生き物たちが越冬し始めています。

わかりやすく通年観察できるようになったのがリュウグウハゼです。

繁殖まで確認しているので根付きましたね。

数年前までは稚魚が1匹出るか出ないか程度歯科観察出来ませんでした

さて、そんな最中でも毎年楽しませてくれる生き物がいます!
ほぼ終了とはなってしまいましたがアイナメの抱卵です。

今回は動画でも撮影したのでYou Tubeもよければ覗いてくださいませ。

熟れ熟れの卵塊の中では孵化を控えてぐるぐると動き回っていました!

 

すると間も無く孵化が始まりました!

 

 

徐々に勢いを増し祭りの始まりです!

 

 

周囲が空の卵になっていく中、なかなか出て行かない個体もちらほらです。

 

 

また、生まれる時にもすんなり出ていける個体もいればお腹がつっかえて苦戦する個体もいます。笑

 

 

今年はマダコも越冬しそうな勢いです。

さてさてこれからも変化していくだろう水中を見続けて行かねば!

 

 

diving service  GruntSculpin 佐藤長明でした!