北の魚類の名前は残念ながらあまりセンスを感じません。
魚類でも結構名前って大切ですよね?
図鑑で目当ての魚の名前を検索している時などその前後に面白そうな名前を見つけるとお目当てそっちのけでページめくることも多々あるしね。
多分こんな経験はみんな共通してあることだと思います。
で、今月紹介するお魚はやはりセンスを感じない名前を持つ「ヤリガジ」です。
実はこれ僕が見つけて研究者に報告しましたが、ついた名前を聞いてがっかり…
きっと槍っぽい何かが体の構造上あったのかと思いますが全くときめきません。
でも、そんなヤリガジを今月はご紹介いたします。

オスはこの季節縄張りを持ちメスの卵を保護します。

ウニやヒトデ、卵に害する物から勇ましく保護し続けます。

やがて卵は成長し孵化を控えた仔魚たちがくるくると動き始めます!

すると親はその気配を感じて孵化を促し孵化していくのです。
どんな種類の生き物でもその瞬間に立ち会えることはとても貴重ですね。
diving service GruntSculpin 佐藤長明




