ハイサ~イ!皆様。
沖縄本島から津波古です。
先月分、投稿直後に巨大な台風24号、25号と・・
連続で直撃をくらいまして。。
陸・海中ともに、台風の爪痕が
いたる所で痛々しく、残っている沖縄本島です。
台風後の潜水で、綺麗だったサンゴ群落が大きなダメージを受けていたり
ソコに居たはずの生物が消えてしまってるのを確認するたびに・・
結構、大きなショックを受けてしまいます。。
が、時間と共に海は、生物の命のリレーで
何事もなかったようにその傷を癒していきます。
その、過程にも寄り添って行きたいと思います!
台風通過後、水温も下がり
気圧配置から、北風の吹く日も増え
めっきり秋が深まりました!
ポイントによっては、『グルクマ』の群れ!
見応え、あるようになってます!!
これから、春先まであちこちのポイントで
大口開けて、プランクトンを濾し獲りながら泳ぎ行く
迫力ある大群が観察できると思います!
ま、『秋』・・言ってもそこは、南国オキナワ。。とお考えのアナタ
たしかに日が射すと、『暑い』と感じる事もありますが、これからのダイビング。。
陸・海共に寒さ対策はしっかりしておくことを、強く勧めます!
沖縄の寒さは風が強い事によるので、特に風を避けられる防寒が大事です。
強い北風に曝されるとビックリするほど寒いんですよ!!
北風の日が多くなると、当店は
金武湾のビーチポイントで潜る機会が多くなります。
砂泥底に面白い生物がたくさん現れるポイントですが
そんな中から、ひとつ。
久しぶりに『ウシオニハゼ』が出現しました。(複数個体出てます。)
この、ウシオニハゼ、『豊作の時』(の、表現でわかるかな?)があり
当地では、まぁまぁ稀な種で、普段見かけることが少ないハゼです
が、現れる時は、突然・・何匹も見つかる『時』があり、まさに今がそれ!
僕は、数年ぶりに遭遇しました。
が、またいつの間にか忽然と姿を消す!と思います。そんなハゼなんです。
エビと共生してるハゼですが
カメラを構えて、長らく狙っていると、何かに興奮して
巣穴の遠くまで出て行く事があります。
そんな時に写した、写真を見返すと
顔や体側の、縞模様が薄くなり、また違った印象の姿に変化してます。
その行動を観ていると・・近くに異性がいて、アピールした!訳でもなく・・
多種のハゼと喧嘩!という訳でもなく。。
どんな意味のある行動だったのか?
どんな感情の時の体色だったのか?
さっぱり解らないままですけど。
津波古 健 TSUHAKO TAKERU
潜水案内 ~Okinawa~ HP
島んちゅガイドの『ダイビング日誌』