サンゴの産卵と幼魚のシーズン♪

サンゴの産卵と幼魚のシーズン♪

沖縄・恩納村・万座より木戸がお届けいたします。

6/25日

現在の気温は30度、水温は27度まで上昇しています。
6月の初旬は23度~24度だったのでびっくりするくらい一気水温が上がっています。

 

そして今月はサンゴの産卵を予定していました。

予想日は6/11日~14日

今年は昨年の大規模な白化でサンゴが減ってしまったため
1クールのみの開催となりました。

 

結果としては、予想日の数日前に産卵してしまい
ゲストさんと産卵が見れたのは狙っていたミドリイシの産卵ではなくキクメイシ類の産卵でした。


調査時に産卵したクシハダミドリイシ(テーブルサンゴ)の産卵 かなりの小規模産卵。


ゲストさんと一緒に見れたキクメイシ類の産卵。

もちろん見れただけでも良かったのですが、今年はなかなか予測が難しい年となりました。
予想日からなぜずれたのか色々考えてみると・・・

・梅雨明けが例年よりもかなり早かった
・昨年の大規模な白化でサンゴが50%~90%減少
・水温の急激な上昇
・旧暦の6月が2回ある閏月だったから

など・・・いろんな要因があったかもしれませんが、本当にこれが理由だったかは
わかりません(;^ω^)

結局毎晩潜る!しか確実に産卵を見る方法がないのですが、万座エリアは乗合船で開催しているため現実的には難しいので
予測の精度を上げるようがんばります👍

 


そして予想日の後・・・いつもサンゴの産卵情報を共有しているショップさんから情報をもらって、
恩納村の養殖サンゴ(サンゴ畑)ウスエダミドリイシの産卵を確認することができました。

お客さんと見たかった・・・でも・・・ひとりでも産卵見ると癒されます♡

 

そして、本当は追いかけないつもりだったけど、万座のミドリイシの大きな産卵を見れていないので、
今月末の産卵も引き続き調査を続けようと思います。

 


そして例年よりも遅く、スズメダイの幼魚が出始めました♪

この小さいサイズの時期はあっという間に過ぎてしまうので、早く潜りに来てくださいね。

 

スローライフ木戸泰成