15日ですが宮古島のクニちゃんに代わりタイの大村がお届けします。

15日ですが宮古島のクニちゃんに代わりタイの大村がお届けします。

んみゃーち!?

毎月15日は沖縄・宮古島から國廣くんがお届けするはずが、ちょっと僕の都合で13日の担当日と交代してもらったのでした。(クニちゃんのブログ https://guide-kai.com/blog/archives/2698

何があったかというと、シミラン国立公園からお誘いがあり、12月12日から15日までシミラン諸島のリーフチェック・プロジェクト・クルーズに参加していたのでした。

国立公園の職員の方々、タイの複数の大学からたくさんの研究者や学生達、そしてビッグブルーからボランティアのスタッフ達と、総勢30名ほどのチームで3日間朝から晩まで潜水作業を続けました。

いつも潜っているポイントから普段は潜らない場所まで、サンゴの成長やダメージ、ボートの往来によるサンゴへの影響を調査するいろんな作業を手伝ったり、その様子を撮影したりしてました。

ダイバーやスノーケラーが多く入るポイントはダメージが見られ泣きたい気分になりましたし、人が入らない場所ではサンゴが元気に育っている嬉しい状態も確認できました。

改めて水中環境の保護の必要性を感じましたし、やはり水中生物ノータッチルールをしっかり守らなければいけないと思います。

僕は20年ほどタイの海でガイドとして潜り続けてますが、その間に水中写真もたくさん撮ってきました。

2010年には高水温から広範囲でサンゴの白化現象が起こり、大きなダメージを被りました。

まったく同じ場所で、白化以前の写真、白化の時の写真、そして回復してきた今の写真を見比べる事も出来ますので、今回撮った写真の他にも以前のものも国立公園に提供させてもらいました。

下の写真は今回のトリップで撮ったものです。

円周魚眼レンズからはみ出すソフトコーラル。

 

サンゴが元気だと魚も嬉しそう・・・

 

ずーーーーーーーーっと前から見守ってきているコーラル、弱ってきてるけど頑張って生き残って欲しい!

 

隙間なくびっしりソフトコーラルで覆われている根。

本当に美しい・・・

 

この美しい自然環境がいつまでも残ってくれるように、僕たちはマナーの良いダイバーでありたいと思います。

明日、16日はソフトコーラルが元気でそれ以上に本人がめちゃくちゃ元気な和歌山・古座から上田くんがお届けします。

上ちゃん、素敵な報告をよろしくお願いします!