先月の巨大トビハゼに引き続き、マニアックな干潟ネタです・・・(^ ^)先日、ガイド会仲間の串本マリンステージの谷口君がツアーで来てくれていました。
ハレルヤ号によるアンダマン海クルーズに行って来て、お天気も良く青い海で気持ち良くお魚の群れや元気な産後の群生に癒されたのですが、その王道クルーズの話は谷口君がガイド会ブログに書いてくれていますので、そちらをご覧くださいませ。
https://guide-kai.com/blog/archives/3810
さて、クルーズ下船後、ツアーのゲストさん達がタイマッサージをしたりお土産物を買いに行ったりしている隙に、僕と谷口君はこっそりマニアックなお遊びをしておりました。
カオラックの街の外れのマングローブ林を蛇行する川のほとりの干潟へムツゴロウの外人さんを見に行って来ました。
Boleophthalmus boddarti (Pallas, 1770)
Boddart’s goggle-eyed goby
ムツゴロウといえば、進化の過程で皮膚呼吸が出来るようになって、潮の引いた泥池をピョコピョコ歩き回る愛嬌のある魚です。
日本では九州のみで見れるということで、同じくガイド会仲間の長崎の中村拓郎君のところへ本家ムツゴロウを見せてもらいに行ったこともあります。
そもそもダイバーのお魚観察&撮影と言えば水中だと思いますが、この手の生物は炎天下の陸上での活動となります。
下の写真は外人ムツゴロウ2匹が谷口君の目の前で喧嘩をしているところです。
向かい合い、大きな口を開けてヒレを全開にしてガチンコで戦う姿はど迫力ですよ〜!
谷口君、はるばる遠いタイまで来てくれてありがとう。
友人ガイドが来たら受け入れるこちらもガチンコ勝負でガイドさせてもらいます。
それぞれ自分のエリアを持っている現地ガイドも、他の場所へ行くと新鮮な発見が沢山あるもんです。
今回はこのエリアの王道コースであるシミランクルーズにツアーできてくれた谷口君ですが、こういうドロドロのマニアックな環境でも遊んでいるんだよというのを見て欲しかったわけです。
今度は串本に遊びに行っていろいろ見せてもらいたいのでよろしくね!
明日3月14日はホワイトデーでバレンタインのお返しで大忙しであろうモテモテのお二人さん。