もえぎ萌え

もえぎ萌え

押忍!

隠しきれない 逸り気が
いつしかあなたに 気取られた
誰かに撮られる くらいなら
あなた 引っ込めていいですか

寝乱れて 立ち上る泥
溢れ出る 情念と覇気

舞い上がり 揺れ堕ちる 泥のむこうに
あなた...ヒレが萌える
なにがあっても もういいの
ゆらゆら揺れる 泥くぐり
あなたを撮りたい モエギハゼ

窓を覗けば 別れると
刺さったまんまの この視線
独りで居たって 寒いけど
想って出待ちすりゃ あたたかい

忍び泡 隠れ息
泥時雨 完沈だし

恨んでも 恨んでも 躰ふらふら
あなた...泥があがる
戻れなくても もういいの
ずぶずぶ沈む 泥まみれ
あなたと溶けたい モエギハゼ

濁り水 迷い恋
底なしの 萌黄隧道

舞い上がり 揺れ落ちる 泥のむこうに
あなた...ヒレが萌える
デコが出てても もういいの
くらくら萌える 地を這って
あなたと萌えたい モエギ萌え

白石です。

 

『もえぎ萌え』。
なにはともあれ、どうぞ~!

(※封切りは、アクアスの新年会でさせて頂きました。
新年会では“限定”ということで特別にお願いしてやっちゃんさんに歌って頂きました♪ 改めて、やっちゃんさん、ありがとうございました♪)

 

 

今回は『もえぎ萌え』の台本作り、撮影から動画作成の流れ。
また、使用した撮影機材や、動画編集ソフトなどを紹介しながら綴りたいと思います。
風変わりなガイド会のログになりますが、お付き合いのほどよろしくお願いします~♪

 

『撮影および動画編集』
〇曲を決める。
弊社のお客様の年齢層なども考慮すると、やはり昭和の曲がウケが良いですね。
今回で3作目になる『もえぎ萌え』は、『天城越え』からの替え歌になっています。
ちなみに2017年に発表した『ダイビングオールナイト』は『ダンシングオールナイト』、2018年に発表した『勝手にシダがれ』は『勝手にしやがれ』から替え歌を作りました。

 

〇替え歌を作る。

歌詞は出来るだけ元歌の原型を崩さないように、韻を残しつつ作ることを心掛けています。
例えば、『わさび沢 隠れ径(みち) 小夜時雨 寒天橋』のところは、今回『忍び泡 隠れ息 泥時雨 完沈だし』と変えました。

没にした例ですが、こんなのもありました。
『風の群れ 天城隧道(ずいどう)』のところを、“走ってくるアジの群れにモエギハゼが引っ込めさせられる”というニュアンスの歌詞を作りたくて、
『アジの群れ もえぎ will go』にしていたのですが、「何故ここだけ英語!?」と自分にツッコミを入れ、却下しました...。

 

〇台本
替え歌が出来れば、自ずと撮影すべきシーンがほぼ決まりますので、それがそのまま台本になります。
それに沿って撮影していき、撮影が終わったところは、取り消し線を引いていきます。

 

 

〇キャスト
キャスト選びは、普段から私がスカウトマンの目でお客様のことを観察し、完全に独断と偏見で白羽の矢を放ちます。
今作の主演女優には、パラオ時代からのお客さんである『まっき~』さんにお願いしました。
いきなり白羽の矢が飛んでくるかもしれません、みなさんも油断せず心の準備をされておいてください♪

 

 

〇撮影と動画編集
キャストはお客様にお願いすることが多いのですが、勿論時間が限られています。
お客様の滞在期間は3~4日の日程が多いので、効率よく撮影できるようしっかりスケジュールを組立てます。
そのお客様がいなくて撮れるシーンは予め撮ってどんどんスライドショーに組み込んでいきます。
なので撮影と編集は並行して行われて行き、最後の方はパズルのピースを埋めるように撮り残したところを撮っていく感じになります。

 

 

〇撮影現場
撮影風景のメーキング映像があったので、編集してみました。
現場の雰囲気はこんな感じで撮影しております。

陸上で出来ないことは水中ではまず出来ないので、打ち合わせは妥協無く入念にしっかり行います。
実はこの日は撮影が押していて、正直かなり焦り気味だったのですが、今見ると...相変わらずの雰囲気で撮影してますね~。

 

 

『カメラ機材および、動画編集ソフト』

〇撮影機材
今回カメラは主にSONYの『サイバーショット DSC-RX100M5A』を使用しました。
動画は4Kで撮れるし、優れものです。
なによりF値1.8という明るいレンズに、ベタ惚れしました♪

 

〇水中ハウジングは、アクアパッツァ製使用。

“ビデオ特化型”いうの買うたんですが、録画ボタンを大きくしてくれてはるので、便利でした。
また2重パッキン構造なのでもちろん水没することもなく、よくありがちなギアの空回りもなかったのでストレスフリーで撮影に臨めましたよ♪

 

〇INON製三脚。

今回、ほんまにこれがめちゃめちゃ役に立った!
手振れ、水中独特の揺れを完全シャットアウト!
撮影のほとんどのシーンで使用しましたが、いっこ上のクオリティ目指そ思たら、もう必須アイテムやね。
これからの撮影にも絶対に使用する、宝物が出来ました♪
Must buyですわぁ~。

 

 

〇ライティングに使用したライト

バックライト仕込んだり、広角気味で全体照らすRG Blueのライト。
女優のマスクの中に光を放り込んだり、ポツンと照らす上からのスポットライトには、INON製のLEシリーズのライトを使いました。

 

 

〇動画編集ソフト
最近は『Cyber Link』というところのソフトを使っているのですが、今回は『Power Director 17』を使用しました。

見易く、とても操作勝手が良いです。
また色んなエフェクトのテンプレートも入ってるのも、雰囲気づくりに活かせられるので便利です。
あとパソコンにもよると思うのですが、4Kで撮った動画もサクサク編集できるのが、一番大事なポイントですね♪

 

 

それで、肝心のモエギハゼですが。
これ、ぜぇ~~~んぶセブで見れます♪
なんと!確認しているだけでモエギハゼ属7種もいます!!



①モエギハゼ
②サファイアハゼ(タイニーダートフィッシュ)
③イエローアイフェアリーゴビー
④イエローラインドフェアリーゴビー
⑤モエギハゼsp.(仮称ヒレナガモエギ)
⑥ファイブスパインフェアリーゴビー(仮称ミツマタモエギ)
⑦モエギハゼsp.

萌えたい方は、是非お越しくださいませ~~~♪