こん○○は〜
川奈の八木です。

今月は、ワレカラの交尾前ガードの謎解きのお話です。

そもそも交尾前ガードとは、広い海中で出逢う確立が低い生物が、交尾する為に相手を抱え込む様にガード（キープ）するものだと思っていました。
ところが、あれほど海中にうじゃうじゃ居るワレカラが何で交尾前ガードする必要があるの？？？

という疑問！

先月都内で、ワレカラの研究者でもある、東北大農学部海洋生態学の青木優和先生（著：仮説社　われから〜かいそうのもりにすむちいさなにきもの〜）の講義を聞きに行った際、その謎が解けました！

ワレカラは、雌が脱皮するまで交尾出来ないそうです。
なので、素敵な好みな雌が居たら、まずはキープし脱皮するまでガードするのです。

なるほどなるほど。

他の生物の様に、切羽詰まった感じではなく、、欲張りじゃん！笑

と、さらに愛着がわきました。

というわけで、川奈での交尾前ガードの様子をご覧ください。

■「優しい型」交尾前ガード

雌を前に優しく抱えるタイプ。
少しエッチな体位にも観えますが、、これなら雌もご飯食べれるし周りも見え脱皮もしやすいですね。

■「強引型」交尾前ガード

雌を馬蹄状に丸め込み、抱えるタイプ。
よほどの束縛愛なのか？？笑

そして、青木先生の講義から戻り、写真をみなおして居たら、、出て来たのがこの写真

雄の背後に、脱皮したであろう抜け殻を放り投げるシーン。

これで、、できるぜ〜〜〜！！
交尾♡

の様な、表情のワレカラがまたまた愛おしい。笑

小さなありきたりな生物でも、、問いつめて行くといろんな発見があって面白いですね！

ぜひそんな眼でのんびりじっくり潜れる川奈ビーチに遊びにいらしてくださいね♪

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