みなさん、こんにちわ。
毎月12日は神奈川県湯河原・福浦よりガルーダこと五十嵐がお伝えいたします。
さて、7月も半ばとなりましたが関東地方では梅雨寒模様の毎日・・・、肌寒い日が多いですがみなさま体調などはいかがでしょうか?湯河原では水温もじわりじわりと上がり始め現在22〜23℃、ウェットスーツの人たちが多くなってきましたね。
水中世界ではミナミハコフグやらウミテングやらハナハゼなどなど、様々な幼魚たちがあちらこちらで観察されるようになってきました。またネンブツダイやクロホシイシモチたちの口内保育する姿も多く観察できます。所によっては、まだ何の子供だかわからないレベルの半透明の稚魚たちが、白い川のように帯を成している光景などもあちらこちらで見られます。
そんな湯河原の海ですが・・・
先日カメラを持って入ると、浅場のロープ近くに生えた海藻の周りに「小さくて黄色っぽくて丸い何か!?」がちょろちょろしておりました。
近づくとスッと海藻の後ろ側に隠れてしまいます。が、隠れながらも海藻の隙間からこちらを覗き込んでいる様子・・・。
撮影を一時中止してしばらく観察していると、少々慣れたのか泳ぎ始めその姿を表してくれました。始めは形状や色合いからミナミハコフグの幼魚かな?と思っていたのですが、よく見ると“おでこ”に2本のツノが生えています。どうやら「ウミスズメの幼魚」のようです。
その後撮影を再開すると、今度は岩のくぼみにコチラを向いたまま姿を隠したのでチャンス到来!と言わんばかりに出来るだけ近寄って撮影してみました。
可愛らしい“おちょぼ口”と、透明のガラスドームのような眼がなんとも美しい・・・。思わず熱くなり複数回シャッターを押してしまいました。
これからいよいよ夏本番、ますます活気付く湯河原の水中世界でした。
という事で今日はここまで。
明日はタイから健くんの報告ですお楽しみに。
でわでわ。
五十嵐“Garuda”一規
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