サワディーカップ!(タイ語でこんにちは)
毎月13日はタイより大村が担当します。
毎年この時期には年に一度の長期休暇を取り、日本に一時帰国します。
で、この機会を利用して他の海に潜りに行きます。
タイではない他の海外の海に行ったり、日本中にいるガイド仲間のいる海に遊びに行ったりして勉強させてもらうのです。
事前の天気予報ではかなり悪い予報でしたが、蓋を開けてみたらほぼ雨は降らず、海も穏やかで、青空さえ見れました。
日頃の行い(誰の!?)おかげでとっても楽しいダイビングの日々を送ることが出来ましたよ。
先ずは田辺、L Diveの李くんのところへ。
田辺の海といえばここでしか見れない名物オオカワリギンチャク。
以前はたくさんいたのが一時激減してましたが、今年潜るとまた増えてきていました。
今回はマクロで撮りましたが、今後もっと増えてくれればワイドでも撮りたい被写体です。
このクダゴンベは綺麗な背景の場所にいてくれました。
フトスジイレズミハゼのペアがとっても浅い場所にいましたよ。
アオサハギの幼魚が良い場所についてて人気者になってました。
お次は串本に移動して、マリンステージの谷口カッツンにガイドしてもらいました。
覚悟して潜ったら、意外にも急にコンディションが良くなったということで気持ち良く潜ることが出来ました。紹介してもらったジョーフィッシュが鮮やかな黄色だったので、黒い背景とのコントラストをつけてみようとフィンを脱いでかざして影を作りスヌートで撮ってみました。
そして、この日一番熱かったのはイトヒキベラの求愛や喧嘩でした。
それはそれはもの凄い数でそこら中で婚姻色を出したオスの個体が暴れまわっていてど迫力でしたよ。
ガイドのカッツンのテンションが一番上がってたのがこちら、オトヒメベラのオス個体の求愛!?
メスへちょっかい出す時に美しいヒレを広げてくれたのを撮れたのでカッツンにドヤ顔しときました。ド ୧(๑ ⁼̴̀ᐜ⁼̴́๑)૭ ヤ
そして最後は古座へ行き、DIVE KOOZAの上ちゃんのガイドで潜って来ました。
これまで何度か古座で潜ろうと計画したのですが、その度に悪天候で中止になってしまい潜ることが出来ていなかったので、今回やっと潜れるということでとても楽しみにしていました。
先シーズンにタイ、カオラックに来てくれた谷口カッツンが、リチェリューロックの環境が古座に似ていると言っていたので見比べてみるのをとても楽しみにしていたのでした。
潜ってみて、全体が同じ感じというわけではないのですが、確かに部分的に似ている場所があり、同じ種類のソフトコーラルが付いている一角だけ見るとリチェリューロックの様でしたよ。この綺麗な青いホヤの群生を背景にして何かと絡めて撮りたかったのですが、ぶら下がった巨大チェーンに付いているので、あいにくのウネリに合わせてユ〜ラユラ動くので魚類や甲殻類の様に動く被写体を絡めるのは無理だったんので、じっとしてくれてる赤いウミヒドラの仲間を絡めてみました。
古座の海はソフトコーラルだらけなので、オオウミウマとソフトコーラルのポリプを絡めて撮ってみたり。
いろんな種類の、いろんな色のソフトコーラルに包まれたオキゴンベを撮ってみたり。
とっても充実した濃い〜和歌山ツアーなのでした。
李君、谷口君、上ちゃん、本当にありがとうね〜!
さて、よその海の話ばかりじゃなくて、我がタイの海のお話もしなければね。
今はカオラックはクローズで、タオ島のシーズンです。
今回の帰国前に撮ってきた写真をご紹介させていただきます。
最近のマクロネタで熱いのが、イバラカンザシに乗るタテジマヘビギンポ。
通常、イバラカンザシは何かが近づくとすぐに引っ込んでしまいます。
タテジマヘビギンポのすべての個体がイバラカンザシに乗れる訳ではありません。
たくさんいる中のほんの数匹だけがこの技術を習得している様で、この写真の子は他のカンザシにも引っ込めずに乗ることが出来ますが、他の子は引っ込めずに乗ることは出来ません。
そして最後はタオ島らしくワイド写真で。
今年はテルメアジがいつにも増して大発生しています。
ツキチョウチョウウオとテルメアジの群れを絡めてみたり。
さて、今年の休暇もそろそろ後半戦へ。
もう少し日本で生気を養ってから夏本番のタオ島のシーズンに備えたいと思います。
明日、14日は川奈の八木さん、田辺の李君の担当日です。
李君、先日は大変お世話になりました。
楽しかったね〜
来年あたり関東方面へも行きたいと思ってますので、その時は八木さんところにも行くのでよろしくお願いします。