みなさん、こんばんは。
28日も終わろうとしておりますが、伊東よりヒデがお送りいたします。
今年も後1ヶ月と少しになりましたね〜
前回のガイド会ブログでも今までにないくらい、辛い秋だとUPしましたが・・・
11月に入っても週末の度に北東の風が強く吹き、例年なら11月はそこまで風に悩まされない事が多かったのですが、今年は時化も時化・・・大時化がやたらと多く全く沖に出られてない感じです。
「伊東が潜れないなら・・・延期」と言われることも多いのですが、伊東がダメでも伊豆半島は移動すれば問題なく潜る場所はございます。
11月は西伊豆へ出る事が多く、井田や田子にお邪魔する機会が多かったです。
さて、前述したようにここ最近全く伊東の海に入れておりません(汗
先週入れた際も、ここで紹介できるような写真も撮れていなくて・・・今日のブログどうしようか1日頭を抱えてました。
撮れてないものはどうにもならないので・・・
先日、西伊豆の田子へお邪魔した際に発見した生物を元に過去の写真で行こうかと思います。
先日、田子で出会ったのが〜
中央に写っている「シロオビハナダイ」
とっても美しく、体の中央にある広い帯が目印です。
同じく深場華大の人気者マダラハナダイとは違い、体も大きく「可愛い」というよりは「美しい」という表現になるハナダイですね。
通常生息している水深が50m以深ととっても深い水深に生息してるハナダイ。
以前は日本固有種と言われていたハナダイでしたが、現在は日本以外でも発見されているようです。
ただ、ダイビング中に見られるという点では日本だけって言ってもいいような状況だそうです。
写真はずいぶん前に伊東の45mで撮影した写真です。
では、田子でもそんな水深まで潜ったのか?と言いますと〜〜〜
なんと発見したのは30m!
シロオビハナダイとしては、とっても浅い水深です。
実は、このハナダイこの時期(アバウトですが・・・)に深場から上がってくる際に出会えるチャンスがあるんです。
伊東でも過去最も出会った水深で浅かったのは25m。
ずっといる訳ではありませんが、一瞬でいなくなるものでもありません。
ナガハナダイに非常によく似たフォルム、大きさから考えてもナガハナダイが浅く上がってくるこの時期に一緒に上がってきているのではないかと思います。
実はここ最近、Instagramや知り合いのSNS情報で西伊豆・大瀬崎でも結構な確率で出現しているようです。
(水深などはわかりませんが・・・)
それなら、伊東でも遭遇のチャンスが高いかも〜〜〜
と、その存在を頭にインプットして潜れる日に見逃さないようにしておく必要もありますね。
週末はようやく風も落ち着きそうな予報になってきてます・・・
シロオビハナダイ以外にも、今年は全体的に通常より浅く色んなレア生物が目につきますので・・・奇跡的な出会いもあるかもですよ。
大好きな深場のハナダイたち・・・浅い場に上がって会いにきてくれないかな〜〜〜
皆様のお越しを心よりお待ちしております♪
Dive Family Yellow ひで