大瀬崎通信2018 水無月 底モノ生物中心でした。

大瀬崎通信2018 水無月 底モノ生物中心でした。

大瀬崎より、赤堀です。

5月中旬から6月にかけて、透明度がイマイチの日々が続いています。

潮流が速い日もあって、なかなか安定してくれません。

例年ならば、ある程度の視界があって、生物の活性もグッと上がって

くるはずなのですが、今年は勝手が少し違うようですね。

なかなか青い海中が堪能できず、ヤキモキしていますが、それでも少しずつ

ですが、この時期らしい生物が見られるようになってきており、特に底モノが

増えてきています。

 

まずは定番のカエルアンコウ。海藻の中に隠れるように潜んでいます。

大きさは2センチほどで、白や黄色、黒と色々です。

一番人気は白色タイプで、週末になると多くのダイバーのイイ被写体に

なっていました。

変り種では、マダコとミジンベニハゼが同じ空き瓶の中で共生していました。

どうもミジンの体表には毒があって、タコも襲わないようです。

ただ今回は仲がイマイチのようで、同時に出てくるのは一瞬でした。

数日後にはタコが出ていってしまい、今はミジンだけが暮らしています。

次は相性が合うタコと一緒だといいですね!

来月は下半期が始まります。海水浴シーズンでもあり、エリア規制が設けられて

少し潜りにくいですが、イイ出会いがあることを期待しています!