大瀬崎より、赤堀です。
5月中旬から6月にかけて、透明度がイマイチの日々が続いています。
潮流が速い日もあって、なかなか安定してくれません。
例年ならば、ある程度の視界があって、生物の活性もグッと上がって
くるはずなのですが、今年は勝手が少し違うようですね。
なかなか青い海中が堪能できず、ヤキモキしていますが、それでも少しずつ
ですが、この時期らしい生物が見られるようになってきており、特に底モノが
増えてきています。
まずは定番のカエルアンコウ。海藻の中に隠れるように潜んでいます。
大きさは2センチほどで、白や黄色、黒と色々です。
一番人気は白色タイプで、週末になると多くのダイバーのイイ被写体に
なっていました。
変り種では、マダコとミジンベニハゼが同じ空き瓶の中で共生していました。
どうもミジンの体表には毒があって、タコも襲わないようです。
ただ今回は仲がイマイチのようで、同時に出てくるのは一瞬でした。
数日後にはタコが出ていってしまい、今はミジンだけが暮らしています。
次は相性が合うタコと一緒だといいですね!
来月は下半期が始まります。海水浴シーズンでもあり、エリア規制が設けられて
少し潜りにくいですが、イイ出会いがあることを期待しています!