ケラマより -138- 気づき

ケラマより -138- 気づき

慶良間諸島・渡嘉敷島より番です。

毎年11月にはリーフチェックを開催しています。
簡単に言うとサンゴ礁の健康診断です。
一年に一回、同じ場所、同じ方法で
ボランティアダイバーの協力を得て調査をしています。
今年はさすがに大々的に募集が出来なかったのですが、
数名のボランティアダイバーが参加してくれました。
調査開始した2006年はオニヒトデの被害
台風被害が重なったあとでしたので
サンゴの被覆度は20%ほどでしたが、
昨年に45%を超えて、
今年は50%を超えてきました。

(底質調査の風景)

このまま順調に回復していくことを期待しています。
調査以外にもよく潜っている場所なので
魚の種類や、行動、サンゴの病気など
小さな違いにも気がつくようになりました。
まだ継続していくのですが、
新たな調査ポイントも立ち上げたいなと思っています。

なんだかんだで今月もいっぱい潜っていまして

シマイソハゼ属の一種(和名無し)
も見つけれて共感値は低いのですが
一人喜んでおります(^^♪
大きさは10mmほどなんで
肉眼で識別するのはかなり辛いものがあります。
ガイドの勘と見た事ある似た魚のデータで
違いに気がつくものだなと
陸は大人な目になりつつあるのに
海の中はまだ大丈夫そうです(^^ゞ

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