新春は蟲の呼吸でお願いします!!

新春は蟲の呼吸でお願いします!!

皆さん、新年あけましておめでとうございます!!

 

 

2021年も全力でガイドさせて頂きますので、

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

昨年はコロナに始まる忍耐の一年でしたが、

 

今年は平穏な世の中が一刻も早く帰って来ることを切望します。

 

そして、今年の抱負は、家族との時間を大切にする事、

 

この1年間コロナ渦のstay homeで再認識した家族の在り方、

 

普段はアニメとかは、あまり見ないのですが、

 

早速、この年末年始は子供達と、鬼滅の刃を26話まで鑑賞、

 

続きの無限列車も、映画館で観させて頂きました。

 

 

それでは、4日担当の伊藤が、尾鷲から旬な情報をお伝え致します。

 

12月に入って冬の風物詩アヤニシキが、人気を博しています。

 

まるで鬼滅の刃に出てくる、胡蝶しのぶ様の衣装を思わせる、

 

一見優雅なアヤニシキですが、

 

見かけに反して、超いらいらさせられる曲者です。

 

海藻なので浅い場所に生えていて、波でゆらゆら、ダイバーの動きでゆらゆら・・・

 

そして小細工しようとすると簡単に千切れる・・・

 

ここは鬼滅の胡蝶しのぶ様が得意とする、蟲の呼吸を使って、

 

全集中で撮影に挑んで下さいませ。

 

更に、この藤色の衣の上に、小さな蟲たちが集まってきます。

 

通年観察できる地味なクロヘリアメフラシですが、

 

アヤニシキが増える2月頃までは、美しい体色が楽しめます。

 

様々な色のモエビも乗り、独特な世界を作り出します。

 

また、海藻には嚢果と呼ばれる胞子のカプセルが実り、

 

運がいいと、赤い胞子が放出しているシーンを観察できます。

 

肉眼ではまず分からないので、クローズアップレンズ必須、

 

ちなみに、湾内のポイントでは高確率で観察できていますよ。

 

次に、ワイド撮影で人気の魚礁ポイント、

 

12月に入ってから遷宮ブルーが続いていて、

 

干満差も大きくなってきたので、ソフトコーラルのポリプが全開です。

 

ちなみに遷宮ブルーとは、20年に一度の伊勢神宮のイベントにかけて、

 

それくらい青いという意味です。(笑)

 

最後に奇跡の清流、銚子川の情報です。

 

冬季になると水位が下がり、安定してハロクラインが楽しめます。

 

2ダイブ後の塩抜きがてら、ご案内させて頂きます。

 

それでは、2021年も尾鷲の海と川をどうぞ宜しくお願い致します。