ゆく年、くる年。

ゆく年、くる年。

ハイサ~イ!皆様
沖縄本島から津波古です。

今月も28日になりました。
2018年、最後の担当日になりますね。

本日、仕事納めになった方も多いのでしょうか?

もうすぐ、新年もやってきます。
一年ホント、アッと言う間でビックリ。

このタイミングで強烈な寒波が襲来!してますね

ここ、沖縄でもこの冬一番の冷え込み!!になってます。
体調崩さないよう、良い年を迎えましょう!!

 

2018年は、仕事に穴を開けるような怪我や病気も無く
日々楽しく潜れました!!し。。

おかげ様で、今年も沢山の素敵な出逢い(生物も人脈も)が、ありました。

 

日々更新する、店のブログには上げていても
タイミング的に、このガイド会ブログでは後回し(お蔵入り)にしてた

2018年の生物写真を,その出逢いに感謝しながら放出しておきましょうかね。
(かなり、個人的趣味に偏った写真かも知れませんが・・笑)

 

『タイワンダイ(幼)』

沖縄方言で『ヨナバルマジク』と言う魚で
ダイバーには馴染みの薄い魚ではありながら、釣り人には羨望の対象魚で
生態写真がほとんど世に出てない珍魚です。

ところが・・ごく稀に、ダイバーが潜るような所に幼魚が現れる事があるんです!
運良く、今年そのタイミングが僕に訪れました。

いつの日か、成魚との遭遇・撮影も叶えたいぜ!

 

 

『クマドリカエルアンコウ』

沖縄では、カエルアンコウの仲間の出現は少ないんモンでですね。
そんな中でもスター選手の白クマくんの出現には、皆が浮足立ちます(笑)

ガイド中にたまたま出逢い、ゲストが途切れた休みの日に
速攻で撮りに行った記憶があります。

 

 

『レモンブダイ』

とあるポイントで数年前から、観察・撮影している稀種です。

警戒心も強く・・何度、撮りに行ってもなかなか色が出せるほど近づく事が出来ず
没写真を量産してましたが、今年、どうにか・・この程度の写真は
カメラに収めることが出来ました!来年はヒレ全開を狙いたいと思います!!

 

 

『ナメラヤッコとコガネヤッコの交雑種』

過去にもナニかと、このガイド会ブログでは交雑種の話題を多く上げてきましたが(笑)

この、『ナメラヤッコとコガネヤッコの交雑種とされるタイプ』に出逢うのは
生涯2度目!!です。ひとまず、証拠写真程度ですが、残せてヨカッタ!と。

ボートポイントなんで、気軽に観察に行けないのが、残念ですが
今後も追ってみましょう!

 

 

そして、僕的に“2018年一番の出遭い” がコチラ!(12/28現在)

『ウスバノドグロベラ』幼魚と思しき魚です。(ま、写真的には大変地味ですが、笑)

目に入った当初は、「なんじゃ、このベラ????!!~~の子ッ!」で

ガイド中でしたが、ゲストに紹介するより先に(爆)
手持ちのコンデジで数枚切らして貰いました。

 

宿題とし持ち帰り、画像を見ながら自分なりに検討し
尚且つ瀬能先生にもご教示頂いたところ

やはり、瀬能先生の見解でも『ウスバノドグロベラ』であろう!との事。

しかし、ウスバノドグロベラの幼魚の観察例・生態写真が極端に少ないため
まだまだ、きちんと解明されておらず、あくまでも『消去法』でたどり着いた結果でして。。

元々、『ウスバノドグロベラ』は温帯種で
尚且つ、本州でも限られた場所にのみ生息する稀種です。

沖縄で観察する事自体が大変珍しいので追跡調査は非常に難しいのですね・・

そして、本州でも興味を持って観察するダイバーが少ない分野・・なんで(苦笑)

 

この画像が、今後『ウスバノドグロベラ』の幼魚の発見・観察
そして、是か非か?更なる解明に役立てれば!と、言う意味でも

この、地味~な写真が・・僕的に“2018年一番の出遭い” になりますかね。

 

ダイビングインストラクター・ガイド業に就いて25年になりますが
海は潜る度、ワクワク・ドキドキが尽きませんねぇ~~。

 

さて、長くなりました。。

来る、2019年も、宜しくお願い致します!!

 

 

 

 


津波古 健 TSUHAKO TAKERU
潜水案内 ~Okinawa~ HP
島んちゅガイドの『ダイビング日誌』